今からはじめる冬の釣り。
基本的にバスがボトムべったりの時は
キャロ、ネコ、メタル(バイブ)
が強いと今は感じてる。
ボトムよりほんの僅かに浮いてる状況では
ネコ、メタル
ボトムより結構浮いてる
ニュアンス的には中層になると
ミドスト系、シャッド
が強いかなって。
ジグヘッドワッキーとかスモラバとか使い易い。
いろいろやってみたけども
全て効率性を考えての使い分けなので
釣れる釣れないは知らん。
例えばボトム系ルアーの中でも
テキサスとかダウンショットとかそれこそジグとかでもボトムは攻める事ができる中で
個人的に一番多用してるのがネコリグっていうのは一応理由がある。
というのもシンカーが大きくてボトムに常に接触してしまうテキサスジグダウンショットの類いは
やっぱり底を引いた時にボトムを引っ掻き回す傾向がある。
それが悪いとは言わないけども
状況によっては明らかに食わないなんて事もある。
これはクランクとかでも同じ考え。
つまりボトムノッキングというテクニックがあるものの
あれって実際はずっとボトムをごりごりごりごり引いてくれば良いのかって言われたらそうじゃない。
あまり時代の話しはしたくないけども
もしかしたら昔はそれでも釣れたのかも知れないが、今はそうじゃない。
あんまりごりごりごりごりやると釣れない率のほうが高くなる気がする。
結局ボトムノッキングって
ここぞってところで一瞬だけガリッってやるのが一番良いんだと思う。
それと言いたい事は一緒。
ボトムをごりごりごりごり引っ掻き回すのはもしかしたらプラスになる事もあるかもしれないけど
マイナスになる可能性もあるって事。
逆にボトムをぬるぬるぬるぬる荒らさないように引いてこれれば
プラスにはならないかもしれないけどマイナスにもならないって感じ。
それが一番しやすいのが
やっぱりネコリグ。
さらにネコリグってボトムをずるずるやってる時でも
ワーム自体は立ってくれる＋浮き易い
から
ボトムべったりもそうだしボトムよりほんの僅かに浮いた魚にも効果はある。
底をベッタベタに引いてきちゃうテキサスとかだと獲りこぼしそう、って魚を獲れる。
やっぱネコリグは最強種と言っても過言ではないね。
ただまぁ当然
釣りの速度は遅くなるけど。
底が比較的マッドな底質
もしくは底に堆積物が多い状況
ではネコリグに勝るものはないと思う。
ハードボトムとかだとまた話は変わってくるけどね。
さっきのごりごりごりごりが効く時もあるわけだし。
ハードボトムだと泥を舞い上がらせる事もないから。
ちなみにゴリゴリ系で最強なのは
個人的にはフットボールジグだと思う。
ボトム接触音を一番有効活用できるタイプ。
次点でダウンショット。
テキサスでもいいけど
やっぱテキサスは底系の釣りには向いて無いと思う。
ラインに傷入る。
アイツは撃ち系だよ。
ゴリゴリずるずるとんとんならフットボール。
ゴリゴリだけどひゅんひゅんならダウンショットだね。
わかる？
底ずる引きとかボトムバンピングならフットボール
ボトムバンピング以上のリフト＆フォール的なレベルまで持ち上げるならダウンショット。
少しでも横の動き要素が強くなると
ダウンショットだと旨味が死ぬんで。
逆に縦型の釣りが強くなると
ダウンショットが活きてくる。
どんなリグよりもフォール速度が速いし(多分)
シンカーがトンって付いた時の接触音
それとそこから急激に失速するワームの沈下速度。
ヒュンって落ちてトンって付いてフワっと漂う。
超リアクション。
しかも食わせより。
縦型の釣りならコイツはつえぇぜ。
2014年バサーオールスタークラシック青木大介プロのウイニングパターンでもある。
確かね。
後は完全静止の一点シェイク。
これもダウンショットの独壇場。
まぁウルトラピンの釣りだから
釣りの速度は最遅です。
ボトムべったりの時はメタルバイブも強い。
結局ネコリグで釣れるならメタルバイブでも釣れると思う。
メタルバイブで釣れるからってネコリグでも釣れるかは知らん。
もっと言うと
メタルバイブで釣れなくてもネコリグだと釣れるかも。
それはもうわかりません。
ただ狙いどころはほぼ一緒。
ボトムべったりだけどちょっと浮き系も狙える
って部分。
ネコリグが超食わせならメタルバイブは超リアクション。
しかも全く食わせ要素なしのリアクション。
ダウンショットやフットボールにある一瞬の食わせ的な間がほぼない。
だから早い。
釣りの速度自体が早い。
ただ
やっぱメタルバイブだと獲りこぼしやすいかなっていうね。
搾り出す釣りではないと思う。
ボトム系リアクション三兄弟
ダウンショット
フットボール
メタルバイブ
上は食わせより
下はリアクション偏重
な、イメージ
ちょっと浮いてくるとミドスト系やシャッドが活きる。
シャッドも使い方とかによるけど
基本的に中層で使うルアーだと最近は強く思う。
クランキンシャッドみたいな言葉がある以上
クランクベイトのように底をごりごりごりごりするのも有りっちゃありだけど
やっぱシャッドだから向いてない。
カバーシャッディングみたいなのは有り。
理由としては意外と根がからないから。
もちろんクランクベイトみたいにぐりぐりぐりぐりって巻き続けて通すと一発で根がかるけども
カバーに当たったらリーリングを止めて
まるでライトリグを扱うかのようにほぐしてやると
かなり抜けてくる。
これはサスペンドシャッドでも一緒。
結局ロッドワークでほぐし取るからルアーの浮力とかあんまり関係ない。
クランクの場合は浮力とか体積とかでかわすけどシャッドは違う。
シャッドの細みなボディではバランスの限界がやっぱり低い。
しかもボディサイズに対してデカイリップ。
簡単に姿勢を崩します(シャッドラップとかは知らん)
この特徴のせいで
ボトムノッキングとか全く向いてない。
ボトムに接触した瞬間に横に滑って根がかったりする。
ボトムを攻める時もカバーを通す時も丁寧に
がシャッド。
クランクベイトのように使うにしても
クランクベイトの代わりにはならんよ。
そのかわり
クランクにはない食わせ能力がある。
だから中層で強い。
って感じ。
もっとゆっくりふわふわふわふわ
ならミドスト。
特にシャッドは動きがハイピッチな傾向があるので
意外とアグレッシブな魚が反応する。
つまりチビデカ混在ならチビが先に反応する。
チビが瀕死状態なら(低水温とかで)シャッドでもデカは釣れるけど。
ミドストのようにふわふわとしたゆったり系アクションは
デカイのから反応する。
というか反応するのは多分チビが先なんだけど、チビの場合ゆったりした動きのルアーには目の前まで行ってじっと見てからどっか行くパターンが多い。
なんだこれﾂﾏﾝﾈ
みたいな感じ。
だからデカイのが後から食う＝デカイのを選んで獲れる。
というイメージ。
特にミドスト系で強いのが
ジグヘッドワッキーとスモラバ。
共に中層でとっても使い易い。
ジグヘッドワッキーはフォール速度も移動速度も遅いし移動距離も抑えられるので
凄い刻んでいける。
浮いてるなぁ
でも追わないなぁ
って時に強い。
あと水が濁った時ね。
スモラバは散々使い込んでみたけど
あれは全く動かない系ルアー。
ネコリグやジグヘッドワッキー、通常のジグヘッドやダウンショットのミドストと比べると
明らかにラバーの抵抗で動きが抑えられる。
もちろんラバーの揺らめきとか微振動はあるにしても、あれって人間が動かそうが動かさまいがあんまり変わらん。
逆に人間側が動かそうと思って出す
例えばワッキー系のへこへことしたアクション(リグルアクションってかっこつけて言ってるヤツ)
とかジグヘッドのロールアクション
あとは全てのリグに共通する上下運動(リフトしてからのフォールダウンの時のルアー自体の上下動)
これらが全て抑えられる。
全く動かない系です。
ただ、この全く動かない系は唯一無二だし
そういったジャンルでは最強種。
ネコリグが動く系最強種なら
スモラバは動かない系最強種。
あとウエイトとラバーの抵抗度のバランスが合ってない(良い意味で)ので
フォール時に真っ直ぐ落ちないし落ちるのがゆっくり。
そのくせアクションの抑止力は強いくせに、移動を抑える能力はかなり低い。
ジグヘッドのように手前に寄ってくる。
縦の釣りにはあんまり強くない。
逆に言えば、横型の釣り特化系。
フットボールの時も似たような感じだったけど
ラバーは横に強いよ。
ミドストの中でもサーチ向け。
それがスモラバ。
ボトムべったりとボトムからちょっと浮きの魚の判断は
一応釣れ方と針の刺さり方を見る。
釣れ方ってのはネコリグとか使ってる時に
ポーズとか底ずるずるでアタルなら底べったりかなみたいな。
ハングオフとかでちょっと底から離れたときに食うとか
フォール中で食うとかならちょっと浮き気味？
って感じ。
刺さり方としては
下顎に掛かってるなら食い上げだからボトムちょっと浮き。
上顎に掛かってるなら食い下げだから魚はちょっと下。
口横はジャストレンジかなっていうイメージ。
上顎と横に掛かってる分には良いと思う。
けど下顎だとちょっとルアー浮かせたほうが良いかな
って言う感じ。
思いついたままに書いた小話。
最近寒くなりましたなぁ。